抱っこをして、ミルクを作って、お風呂に入れて。産後の一日は、思っていた以上に腰を使います。わたしは朝起きた瞬間から腰が重くて、一日のはじまりからすでに疲れている感じがしていました。
ずっと抱っこのせいだと思い込んでいたんですが、見直して変化が大きかったのは、意外にも寝具でした。この記事では、産後に腰痛が出やすい理由と、マットレスを選ぶときにわたしが見たポイント、マットレス以外でゆるく続けている腰ケアをまとめます。
産後の腰痛、わたしの場合
いちばんつらかったのは朝でした。起き上がるときに腰をかばって、ゆっくりしか動けない。日中も抱っこや中腰の姿勢が続くと腰が張ってきて、夜には「今日も一日、腰が重かったな」で終わる。その繰り返しでした。
妊娠中から腰は重かったんですが、産後はつらさの質がちがいました。寝て回復するはずの朝の時点で、すでに痛い。ここがいちばんこたえたところです。
産後に腰痛が出やすいのはなぜ?
産後の体は、妊娠中に変わった姿勢や骨盤まわりの状態がすぐには戻りません。おなかが大きい時期に反り腰気味になったクセが残ったまま、抱っこで前かがみの負担が加わります。
しかも、体を支える筋力が落ちている時期に、毎日少しずつ重くなる赤ちゃんを一日中抱き上げている状態です。腰にきて当然なんですよね。
産後の腰まわりの情報は骨盤ベルトなど「日中のケア」が中心ですが、実際は「姿勢のクセ × 筋力低下 × 毎日の抱っこ」の掛け算です。ひとつだけ対策しても戻りやすいので、わたしは日中のケアと「寝ている時間」の両方から考えることにしました。
そしてわたしの場合は、そこに「年数がたった古いマットレス」が重なっていました。
寝ている時間を疑ってみた
一日のうち、布団の上にいる時間は6〜7時間。夜中のミルクで細切れとはいえ、一日の4分の1以上です。その時間ずっと体に合わない寝具の上にいるとしたら、日中のケアだけでは追いつかないなと思って、寝具を見直すことにしました。
きっかけは、育児仲間の「マットレス変えたら朝が全然ちがう」というひとことです。産後は骨盤や体形が変わって、それまで合っていたマットレスが合わなくなることがあると知ったのもこのころでした。
tomo腰痛は抱っこのせいだと思い込んでいたので、「寝ている時間」は盲点でした
マットレス選びで見た3つのポイント
調べていくうちに、腰のことを考えるなら見るところは3つだと整理できました。
- 体圧分散——体重が腰の一点に集中せず、全身に分散される構造か
- 硬さ——柔らかすぎて腰が「く」の字に沈み込まないか
- 厚さ——床に敷くなら10cm以上を目安に、底つき感がないか
寝ているあいだ、体でいちばん重いのは腰まわりです。柔らかすぎる寝具だと腰だけが沈んで、寝ている姿勢が崩れる。硬すぎると腰が浮いて、支えのないまま緊張が続く。どちらも朝の腰にひびきます。
もうひとつやってよかったのは、口コミの読み方を変えたことです。星の数ではなく、「産後」「腰痛」のワードが入っている使用者の声だけを読み込む。同じ状況の人の感想がいちばん参考になるんですよね。
わたしは雲のやすらぎプレミアムにした
3つのポイントで比較して、わたしは雲のやすらぎプレミアム(マットレスII・厚さ18cm)を選びました。体圧分散を売りにしていることと、産後の体でも使いやすいという口コミが決め手でした。
マットレスを超えた!?腰対策 『雲のやすらぎプレミアム』使い始めてから、朝の腰の重さはかなり軽くなりました。感じ方は人によると思いますが、わたしには「寝ている時間が回復の時間に戻ってきた」感覚があります。購入までの迷いや使用感は別の記事にまとめています。
マットレス以外でゆるく続けている腰ケア
マットレスを変えて腰痛がゼロになったわけではないので、あわせて3つのことをゆるく続けています。
- 寝る前の5〜10分ストレッチ(股関節・肩甲骨・太ももの裏)
- 湯船にマグネシウムの入浴剤を入れて、しっかり浸かる
- 抱っこの高さと持ち方を、ときどき見直す
ストレッチは、育児で固まった部分を寝る前にゆるめるイメージです。がっつりやると続かないので、5分で終わる日もあります。お風呂のマグネシウムについてはこちらの記事に詳しく書きました。
どれも「できない日があってもOK」のゆるさでやっています。完璧にやろうとすると、そのストレスがまた体によくないので。
まとめ|腰痛対策は「寝ている時間」から
- 産後の腰痛が、朝からつらい方
- 抱っこのせいだと思って、寝具は見直していなかった方
- マットレス選びで何を見ればいいか知りたい方
産後の腰痛の原因はひとつではないので、マットレスだけで解決するとは言えません。ただ、一日の4分の1を過ごす場所を整えるのは、育児中でも「寝ているだけでできる」腰ケアです。
赤ちゃんのお世話は、腰が資本。無理のない範囲で、寝る環境から整えてみてください。








